2021年03月12日【テンホールズ、クロマチック、複音】 ハーモニカの配列
こんにちは、谷口楽器平良です。
今回は、テンホールズハーモニカ、クロマチックハーモニカ、複音ハーモニカの配列をご紹介していきます。
テンホールズハーモニカの配列
1番 | 2番 | 3番 | 4番 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | 10番 | |
吹き | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド |
吸い | レ | ソ | シ | レ | ファ | ラ | シ | レ | ファ | ラ |
音域
テンホールズハーモニカは、たった10個の穴で3オクターヴの音域を持ちます。
出せない音について
しかし、低音部はファとラがない配列でその代わりにソが二つあります。高音部はシがありません。
低音部のファとラや#、♭は “ベンド” と呼ばれる奏法を用いて音を出すことが可能です。
※ベンドの習得には最低数カ月はかかります。
ダイアトニック(ピアノでいう白鍵のみ)のハーモニカなので、曲の調子に応じてその調子のハーモニカが必要になります。
クロマチックハーモニカの配列
1番 | 2番 | 3番 | 4番 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | 10番 | 11番 | 12番 | |
吹き | ド | ミ | ソ | ド | ド | ミ | ソ | ド | ド | ミ | ソ | ド |
吸い | レ | ファ | ラ | シ | レ | ファ | ラ | シ | レ | ファ | ラ | シ |
|
||||||||||||
レバー押し | ||||||||||||
1番 | 2番 | 3番 | 4番 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | 10番 | 11番 | 12番 | |
吹き | ド# | ミ# | ソ# | ド# | ド# | ミ# | ソ# | ド# | ド# | ミ# | ソ# | ド# |
吸い | レ# | ファ# | ラ# | シ# | レ# | ファ# | ラ# | シ# | レ# | ファ# | ラ# | シ# |
音域
12穴クロマチックハーモニカは、3オクターヴ、
14穴クロマチックハーモニカは、3オクターヴ半、
16穴クロマチックハーモニカは、4オクターヴの音域を持ちます。
出せない音について
12穴であれば、3オクターヴの音域の中であれば出せない音はございません。
どの調子の曲であっても吹くことが可能ですが、それぞれの調子の音階練習が必須となります。
複音ハーモニカの配列
吹き | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド | |||||||||||
吸い | レ | ファ | ラ | シ | レ | ファ | ラ | シ | レ | ファ | ラ |
音域
複音ハーモニカは、標準の21穴で3オクターヴの音域を持ちます。
出せない音について
高音部のシがありません。
ダイアトニック(ピアノでいう白鍵のみ)のハーモニカなので、曲の調子に応じてその調子のハーモニカが必要になります。
是非、ハーモニカ選びのご参考にしてください!