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谷口楽器

2020年01月31日SUZUKI Ultra Bend SUB30 構造・アゲミについて

こんにちは、谷口楽器平良です。

 

今回ご紹介するのは、SUZUKI SUB30です!

ベンドだけでクロマチックスケールが吹けるハーモニカです。

 


 

SUB-30

 

通常テンホールズは20枚のリードから成る構造ですが、SUB-30はテンホールズのサイズで30枚のリードを使用しております。

そのためにベンドだけでクロマチックスケールを出すことができるのですが、とても複雑な構造になっております。

 

 

 

これは上部のリードプレートなのですが、吹き音のリードの右側にもリードが10枚ついています。

追加リードは、7番までは吹いてベンドしたときに出る音専用のリードで、7番からは通常の吸い音となります。

どういう訳なのかよくわからないのですが、カバーをつけないとその追加リードが鳴ることはありません。

 

 

アゲミについて

この追加リードなのですが、7番までのベンド用リードはリードプレートの下にリードの先の方が入りこんでいて、上げみはゼロを越えてマイナスです。

追加リードを通常のようなアゲミ、リードの先をプレートの外側に出してしまうと、吸った際に吸いのリードとベンド用のリードの両方が鳴ってしまうのでご注意ください。

リードの先を外側に出すほどベンドがしやすくなるので、できるだけ上げみを下げつつ、吸ったときに両方の音がでないギリギリのところで調節していただくのがベストです。

 

 

 

また、黒い特殊なバルブがついているのですが、それがないとSUB30の特殊なベンドができないのでご注意ください。


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