2021年07月10日『アコーディオン・ジャーナル』の価値 加藤徹
明治大学の教授であり、古くから谷口楽器をよく知る加藤徹先生が、アコーディオン・ジャーナルについてのレポートを寄稿してくださいました。
⇨アコーディオン・ジャーナルの価値 加藤徹(pdf)
加藤先生、お忙しい中ご執筆いただきましてありがとうございました。
【アコーディオンジャーナルとは?】
谷口楽器が1962年(昭和37年)12月から2006年(平成18年)7月まで刊行していた月刊のアコーディオン専門誌です。
1994年(平成6年)3月に一旦終刊しましたが、その後1995年から2006年まで季刊誌として発行していました。
編集やコラムの執筆は金子元孝さんが担当し、国内の演奏者や演奏会のレポート、楽譜の掲載、珍しい蛇腹楽器や海外の音楽事情の紹介など、毎月多岐にわたる内容が掲載されておりました。
金子先生による独特の絵柄と風刺のきいたイラストはとても人気があり、ファンも多かったようです。
本日、7月10日は金子先生の命日です。
44年もの長きにわたり編集長をつとめ、あのころの熱量を後世に残して下さった金子先生がいなければ、多くのアコーディオン愛好家は今でも昭和のアコーディオン史を知ることはなかったと思います。
そんな昭和のアコーディオン全盛期の様子がわかる貴重な資料です。
谷口楽器の店頭にて電子書籍版アコーディオンジャーナル全編をご覧いただけます。
是非お立ち寄りください。
*寄稿文をくださった加藤徹先は、コンサーティーナについての豊富な知識と巧みな演奏でも知られ、谷口楽器のイベント「サンデートーク」で何度も講演していただいております。
こちらも是非チェックしてみてください!
⇨加藤徹先生のコンサーティーナ演奏